NEXT NOTES 日経平均VI先物指数 ETN(以下、「本ETN/JDR」といいます。)は、対象指標である日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数への連動を目指す金融商品です。
【お知らせ:上場廃止】
本ETN/JDRは、2022年3月17日をもって上場廃止となりました。
「NEXT NOTES日経平均VI先物指数ETN」の信託契約変更(確定)のお知らせ(2022年2月15日)
「NEXT NOTES日経平均VI先物指数ETN」(2035)の信託の終了に係る残余財産給付金の金額等のお知らせ(2022年3月24日)
本ETN/JDRの主な商品性は以下の通りです。
銘柄コード | 2035 |
---|---|
銘柄名 | NEXT NOTES 日経平均VI先物指数 ETN |
連動対象指標 | 日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数 |
信託財産 | 外国指標連動証券(外国債券) 発行会社:ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ |
上場取引所 | 東京証券取引所 |
上場日 | 2013年4月19日 |
初回発行時の基準価額 | 100,000円 |
売買単位 | 1口 |
決算日 | 毎年4月30日 |
分配金 | 原則として分配金はありません |
管理費用 ※ | 年率0.95% |
信託委託者 | 野村證券株式会社 |
信託受託者 | 三菱UFJ信託銀行株式会社、日本マスタートラスト信託銀行株式会社 |
※管理費用は、信託財産である外国指標連動証券の償還価額(費用控除前)から日次で差し引かれるため、その保有期間に応じて管理費用をご負担いただくことになります。この費用は外国指標連動証券の償還価額(費用控除前)から計算上、差し引かれるものであり、ETN/JDR(信託受益証券)に対して別途課される費用ではありません。
※当該外国指標連動証券に係る費用は上記管理費のみであり、本ETN/JDRの総経費率は管理費用と同一となります。
各種資料
- ヒストリカルデータ(Excel)
日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数は、大阪取引所の日経平均ボラティリティー・インデックス先物(日経平均VI先物)を対象にして、期近限月と期先限月のウエートを日々調整することで、仮想的に満期1ヵ月の日経平均VI先物を合成し、その合成した先物価格の日々の変動率に連動するよう設計された指数です。
名称 | 日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数 |
---|---|
概要 | 日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数は、大阪取引所の日経平均ボラティリティー・インデックス先物(日経平均VI先物)を対象にして、期近限月と期先限月のウエートを日々調整することで、仮想的に満期1ヵ月の日経平均VI先物を合成し、その合成した先物価格の日々の変動率に連動するよう設計された指数 |
算出会社 | 株式会社日本経済新聞社 |
指標の評価通貨 | 日本円 |
基準値と基準日 | 100,000 ポイント(2012年2月27日) |
2020年 | - 32.4% |
---|---|
2021年 | - 69.2% |
2022年 | - 21.7% |
ブルームバーグ | NKYVF |
---|---|
ロイター | .N225VF |
QUICK | S101#VIF/NKNJ |
※1 特に断らない限り、前年末の指数値と当年末指数値を使って計算。小数点第2位以下を切り捨てて表示。
当該指数の指数値、算出要領は、下記のウェブサイトでご確認ください。
→ 日経平均ボラティリティ・インデックス先物指数(←日経新聞社のサイトに移動します。)
■チャート
(出典)野村證券作成
価格変動リスク
本ETN/JDRは、連動対象となる指標、金利水準、発行会社の倒産や財務状況等の悪化、その他の市場要因等の影響等により本ETN/JDRの価格が変動し損失を被ることがあります。
発行会社または保証会社に関する信用リスク
NEXT NOTES の外国指標連動証券は、発行会社であるノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイおよび保証会社である野村ホールディングスの信用力をもとに発行されているため、発行会社または保証会社の倒産や財務状況の悪化等の影響により、その価格が変動し損失を被ることがあります。
市場価格と基準価額等の値動きが乖離するリスク
本ETN/JDRの取引所における市場価格は、市場での需給等によって変動するため、連動対象となる指標の値動きや本ETN/JDRの基準価額および外国指標連動証券の償還価額の値動きと乖離する可能性があります。
流動性リスク
本ETN/JDRは、取引所で売買されるため、市場における需給関係によっては、希望する価格や数量での約定ができない場合があります。
上場廃止や早期償還等に関するリスク
本ETN/JDRは、信託の終了または取引所の上場廃止基準への抵触等により、上場廃止となる可能性があります。NEXT NOTESの外国指標連動証券の満期償還日の10営業日前までに償還価額が0以下となった場合、外国指標連動証券は0円で償還されます。償還価額が4,000円以上、もしくは250円以下となった場合、発行会社の選択により満期前に償還することができます。
また、外国指標連動証券は、税制や法令等の変更、連動対象となる指標の計算方法の著しい変更、ヘッジ障害、その他の事由が生じた場合、期限前に償還される可能性があります。
ボラティリティ先物型ETNについて特にご留意頂きたい投資リスク
ボラティリティ先物型ETNとは、株式指数等に関するボラティリティ先物価格を元に計算された指標(ボラティリティ先物型指標)に連動するETNを指します。ボラティリティとは、一般的には、証券などの価格の変動性のことで、ボラティリティが高い(数値が大きい)とは、価格の変動性が大きいことを指します。
本ETN/JDRは、ボラティリティ先物型ETNであり、日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数を連動対象とします。
@ 連動対象指標の変動により基準価額等が下落し、投資元本に損失が生じるおそれがあります。また、連動対象指標の大幅な変動によって、投資元本が大幅に毀損するおそれがあります。
本ETN/JDRの連動対象指標である日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数(以下、日経平均VI先物指数)は、日経平均株価のオプション取引から算出された日経平均ボラティリティー・インデックス(以下、日経平均VI)の先物価格を元に計算されています。したがって、日経平均株価の変動によっては、連動対象指標も大幅に変動し、ひいては本ETN/JDRの基準価額等も大きく上昇・下落する可能性があります。
図1は、日経平均VI先物指数と日経平均株価の価格推移を示したものです。日経平均VI先物指数は、日経平均株価の上昇局面で下落し、下落局面で上昇する傾向があります。
図2は、日経平均VI先物指数と日経平均株価の日次騰落率を比較したものですが
(データ期間:2018/4/2〜2021/3/31)、
(1)日経平均株価の騰落率(横軸)が概ね±5%以内であるのに対して、日経平均VI先物指数の騰落率(縦軸)は+30%近くから−30%近くまで、と振れ幅が大きいこと、
(2)日経平均株価の下落率が大きな場合に、日経平均VI先物指数が大きく上昇する傾向があること、
が分かります。
このように、ボラティリティ先物型ETNは、株価指数に連動するものに比べて値動きが大きい傾向があります。
A 先物価格を元に計算された対象指標と報道される先物価格の動きは必ずしも一致しません。また、長期保有を行うことで、乖離が大きくなり、期待する投資成果が得られない可能性があります。
先物価格を元に計算された対象指標は、特定の満期の先物取引を継続して保有すると仮定した場合の投資成果を表しています。先物取引には満期があるため、満期が来る前に次の満期に乗り換え(ロールオーバー)を行うものとして計算しますが、乗り換え前後における投資金額に増減は生じないので、対象指標の値は変動しません。一方、新聞やニュースで報道される先物価格は、満期の交替を考慮せずに先物価格を単純につなげた価格のため、対象指標と先物価格の動きは必ずしも一致しません。
先物取引は、複数の満期の取引が行われており、満期により価格は異なります。また、満期が長い先物が短い先物よりも価格が高いこともあれば、安いこともあります。従って、前述のロールオーバーを行う際に、保有する先物取引の量(枚数)に増減が生じ、その後の値動きによっては、先物価格と比較して期待する投資成果が得られない可能性があります。
ボラティリティ指数先物は、先の限月の先物ほど高い状態になる傾向があり、その傾向が継続する場合、先物のロールオーバーを繰り返すことで、ボラティリティ先物指数はボラティリティ指数に対して継続的に減価します。結果、 日経平均VI先物指数及び基準価額等は中長期的に下落する傾向となりますので、中長期の保有には注意が必要です。図3に、日経平均VIと日経平均VI先物指数(日経平均VI先物指数 ETN(2035)の連動対象指標)の比較を示しました。
こうした対象指標と先物価格の値動きの乖離は、長期保有しロールオーバーを繰り返すことで、大きくなる可能性があります。
したがって、本ETN/JDRは、一般的に長期間の投資には向かず、比較的短期間の市場の値動きを捉えるための投資に向いている金融商品です。
詳細は目論見書をご参照ください。→ 目論見書
B 基準価額等と取引所の市場価格が一致せず、またそれが長期にわたって継続することにより、期待した投資成果が得られない可能性があります。
本ETN/JDRの取引所における市場価格は、連動対象指標の上昇・下落のほか、市場の需給関係によっても変動します。したがって市場価格は、基準価額等と一致しない場合があります。
市場価格が対象指標と連動せず、基準価額等との差が拡大し、それが長期にわたって継続した場合には、期待した投資成果が得られない可能性があります。
上記は、本ETN/JDRの投資リスク等の概略です。詳細は目論見書をご参照ください。
→ 目論見書
その他ETNの商品性・リスクについては、東京証券取引所ウェブサイトに記載の投資リスクをご一読ください。
<ETF・ETNのご注意事項>
ETF・ETNのうち、レバレッジ型、インバース型、ボラティリティ型、先物指数型、米国上場3倍ブル・ベア型は、リスクが高い銘柄であるため、ご投資に際しましては、以下の説明書をご確認ください。
ご注意事項
ETN/JDRの一般的な投資リスク
ETN/JDRは、対象となるインデックス、金利水準、為替の変動、発行会社又は保証者の倒産や財務状況等の悪化、その他の市場要因等の影響等により本ETN/JDRの価格が下落し、それにより損失が生じることがあります。また個別のETN/JDRに応じて、対象となるインデックスは、株価指数、商品指数、その他の指数の変動により変動します。
レバレッジ型またはインバース型ETN/JDRの一般的な投資リスク
手数料等について
ETN/JDRにかかる費用(ETN/JDRに投資する場合、以下の費用をご負担いただきます)
- 売買手数料(売買の際にご負担いただきます)
ETN/JDRの売買取引には、約定代金に対し最大1.43% (税込み)( 20万円以下の場合は、2,860円(税込み))の売買手数料をいただきます。 国内株式を相対取引(募集等を含む)によりご購入いただく場合は、購入対価のみお支払いいただきます。ただし、相対取引による売買においても、お客様との合意に基づき、別途手数料をいただくことがあります。 - 管理費用(保有期間に応じてかかります)
ETN/JDRを保有した場合、信託財産である外国指標連動証券の償還価額(費用控除前)から管理費用が日次で差し引かれるため、その保有期間に応じた管理費用をご負担いただくことになります。この費用は外国指標連動証券の償還価額(費用控除前)から計算上、差し引かれるものであり、ETN/JDRに対して別途課される費用ではありません。(銘柄毎に管理費用の利率が異なりますので、その上限額を表示することができません。)
その他のご注意事項について
本ウェブサイトに掲載されている事項は、NEXT NOTESシリーズのETN/JDRに関する情報の提供を目的としたものであり、ETN/JDRを含む有価証券投資の勧誘を目的としたものではありません。最終的な投資決定および銘柄の選択は、ご自身の判断でなさるようにお願いします。また、野村證券株式会社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに当該内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてはその責を負いかねますのでご了承ください。
本ウェブサイトに掲載されている数値・グラフ等は過去の実績・状況であり、将来の市場環境・運用成果等を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりませんので、最終的な投資成果を示すものではありません。
指数のディスクレーマー
- 「日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数」は、株式会社日本経済新聞社によって独自に開発された手法によって、算出される著作物であり、株式会社日本経済新聞社は、「日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数」自体及び「日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数」を算定する手法に対して、著作権その他一切の知的財産権を有している。
- 「日経」及び「日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数」を示す標章に関する商標権その他の知的財産権は、全て株式会社日本経済新聞社に帰属している。
- 日経平均VI先物指数連動債は、発行者の責任・信用力のもとで発行・償還されるものであり、株式会社日本経済新聞社は、その発行・償還及びNEXT NOTES 日経平均VI先物指数ETNの組成・取引に関して、一切の責任を負わない。
- 株式会社日本経済新聞社は、「日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数」を継続的に公表する義務を負うものではなく、公表の誤謬、遅延又は中断に関して、責任を負わない。
- 株式会社日本経済新聞社は、「日経平均ボラティリティー・インデックス先物指数」の計算方法など、その内容を変える権利及び公表を停止する権利を有している。
当該指数の指数値、算出要領は、下記のウェブサイトでご確認ください。
日経平均ボラティリティ・インデックス先物指数(←日経新聞社のサイトに移動します。)
PDFファイルをご覧になるには、プラグインとしてAdobe Readerが必要です。お持ちでない方はこちらからダウンロードしてください。